病院で行われる血液検査
今回が2回目です。
テーマは「ヘモグロビン値」と「ヘマトクリット値」
前回は、赤血球値についてお話ししましたが
そこにも出てきたヘモグロビン。
赤血球に含まれ、赤い色をしていて血色素とも呼ばれます。
鉄を含む「ヘム」と「グロビン」と呼ばれるたんぱく質から作られ、
赤血球の項でも話した酸素を体じゅうに運搬する重要な役割の中心を担っています。
よく貧血の時に、
「レバーやほうれん草などの鉄分の多いものをたくさんを食べましょう」
と言われますが、
これはヘモグロビンの中の鉄分が不足するとヘモグロビンが十分つくられなくなるので
鉄分を補給してください、と言うことなんですね。
これが若い女性にとくに多い鉄欠乏性貧血なんですね。
施設によって差はありますが、
正常値の目安は、1dl中、男性で13~16g、女性で12~15gぐらいです。
つぎは、ヘマトクリット
ヘマトクリットとは、血液中にある赤血球の割合を示します。
前回の赤血球値の時に、
「人間の血液の約45%は血球から成り立ち、その95%ぐらいは赤血球です」とお話ししましたが、
それがそのままヘマトクリット値に当てはまります。
ですので、正常値の目安は、男性で40~50%、女性で35~45%と言うことになります。
貧血の有無を見るときは、
前回お話しした赤血球数とヘモグロビン値・ヘマトクリット値の3つを見ることになります。
と言うことで、今回のお話はおしまいです。
次回は、貧血についてお話ししますね。
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